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和歌山県の製造業

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概要

 和歌山県の製造品出荷額(従業者4人以上の事業所)は、2010年には26,769億円で、全国29位である。2000年代前半より上昇していたが、リーマンショックにより減少し、2010年に再び回復している。
 増加率を全国と比較すると、2000年代前半より、2006年以外は全国よりも高率になったが、おおよそ全国と同様の傾向が見られる。

和歌山県の製造品出荷額等

和歌山県の製造品出荷額等

和歌山県の製造品出荷額等(増加率)

和歌山県の製造品出荷額等(増加率)


伝統工芸(国指定)

紀州漆器(漆器)、紀州箪笥(木工品)、紀州へら竿(竹工品)


和歌山県の重要産業

概要

 平成24年の工業統計(細分類)の従業者数を用いて、和歌山県における重要な製造業(上位20位)を抽出した。
 なお、詳細・抽出方法については、次を参考のこと。

地域にとって重要な産業の抽出方法

 和歌山県において特徴的な産業である「産業特性」と、日本全国で見た場合にその産業の規模が大きいかどうかという「産業規模」の2軸で評価し、偏差値を用いて、重要な産業を抽出している。


上位20位

順位 産業 産業特性 産業規模 産業パターン
1位 製織機械・編組機械製造業 106.1 46.6
ニッチ産業
2位 丸編ニット生地製造業 102.4 46.6
ニッチ産業
3位 野菜漬物製造業(缶詰、瓶詰、つぼ詰を除く) 92.2 54.4
優位産業
4位 石けん・合成洗剤製造業 95.7 48.3
ニッチ産業
5位 ボタン製造業 90.3 46.0
ニッチ産業
6位 その他の織物業 86.3 45.8
ニッチ産業
7位 冷間圧延業(鋼管、伸鉄を除く) 83.9 47.6
ニッチ産業
8位 染色整理仕上機械製造業 74.8 45.9
ニッチ産業
9位 繊維機械部分品・取付具・附属品製造業 71.3 46.8
ニッチ産業
10位 建具製造業 66.4 50.6
優位産業
11位 冷凍機・温湿調整装置製造業 61.8 54.4
優位産業
12位 綿・スフ・麻織物機械染色業 69.0 46.8
ニッチ産業
13位 金属彫刻業 68.5 45.9
ニッチ産業
14位 工業用ゴム製品製造業 46.3 66.2
競争産業
15位 製缶板金業 45.8 65.7
競争産業
16位 その他の水産食料品製造業 47.0 63.9
競争産業
17位 写真機・映画用機械・同附属品製造業 62.7 47.3
ニッチ産業
18位 鋼管製造業 61.7 48.2
ニッチ産業
19位 清涼飲料製造業 54.8 54.7
優位産業
20位 高炉による製鉄業 52.2 56.9
優位産業


他の都道府県については「都道府県別分析」の製造業を参照のこと。

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