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静岡県の地域経済


基本情報

概要

 静岡県の県庁所在地は静岡市で、面積は7,255.5k㎡(全国13位)とやや大きな県である。
 また、静岡県は、神奈川県山梨県長野県愛知県の4県と隣接している。

面積(※) 7,255.5k㎡ (1.9%)
(全国 13位)
県庁所在地 静岡市
旧令制国 伊豆国、 駿河国、 遠江国
隣接都道府県 神奈川県、 山梨県、 長野県、 愛知県
 (※)国土地理院「平成24年全国都道府県市区町村別面積
    調」、パーセントは全国比率、順位は全国順位

参考面積

静岡県の地図


県内市町村

 静岡県は、23市12町の計35市町村から構成されており、平均的な市町村数である。中核市はないが、指定都市としては県庁所在地の静岡市が、特例市としては沼津市、富士市が指定されており、村がないこともあり市の比率が65.7%と高くなっている。

参考指定都市等については「市の区分

参考市町村比率の都道府県別一覧

静岡県の市町村の比率(平成25年1月1日現在)

静岡県の市町村の比率


政令市 静岡市(葵区、駿河区、清水区)、浜松市(中区、東区、西区、南区、北区、浜北区、天竜区) 中核市 - 特例市 沼津市、富士市 市 熱海市、三島市、富士宮市、伊東市、島田市、磐田市、焼津市、掛川市、藤枝市、御殿場市、袋井市、下田市、裾野市、湖西市、伊豆市、御前崎市、菊川市、伊豆の国市、牧之原市 町 東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、清水町、長泉町、小山町、芝川町、吉田町、川根本町、森町、新居町 村 -


インフラ

港湾

 静岡県には、国際拠点港湾の清水港があり、重要港湾が2港、地方港湾が12港ある。

国際戦略港湾 (0)
国際拠点港湾 (1) 清水港
重要港湾 (2) 田子の浦港、御前崎港
地方港湾 (12) 熱海港、伊東港、下田港(※)、松崎港、宇久須港、土肥港、沼津港、相良港、浜名港、手石港、榛原港、大井川港
(※)は、避難港湾
参考港湾の都道府県別一覧    参考港湾の種類


空港

拠点空港 会社管理空港
国管理空港
特定地方管理空港
地方管理空港 静岡空港
共用空港
その他空港
参考空港の都道府県別一覧    参考空港の種類


地域鉄道事業者

中小民鉄 (6) 大井川鐵道(65.0)、伊豆急行(45.7)、伊豆箱根鉄道(29.4)、遠州鉄道(17.8)、静岡鉄道(11.0)、岳南鉄道(9.2)
第三セクター (1) 天竜浜名湖鉄道(67.7)
※()内は、営業Kmである。
参考地域鉄道事業者の都道府県別一覧    参考鉄道事業の種類


人口

 戦前から大きく人口を伸ばしていたが、戦中・戦後の1940年代に大きく人口を伸ばす。その後、1950年代後半に若干の人口流出もあったがそれ以上に人口が増加し、その後も一貫して増加を続ける。しかし、2000年代からは人口減少となっている。

静岡県の人口

静岡県の人口
参考人口の都道府県別一覧

静岡県の人口増加率

静岡県の人口増加率
 参考人口増加率の都道府県別一覧


県内GDP

名目GDP

 静岡県の名目GDPは、1990年後半には約16兆円あったが、現在では約15兆円で全国10位(2009年度)の経済規模である。
 名目GDPの比率(2009年)を見ると、最も大きいのが民間消費の49.4%、次に政府支出の20.6%となっている。全県計と比較すると、若干民間消費や政府支出が低いが、移出入等が全県計を大きく上回っている。この意味で、移出型の経済構造であることがいえる。

静岡県の名目GDP

静岡県の名目GDP
参考名目GDPの都道府県別一覧

静岡県の名目GDP比率

静岡県の名目GDP比率
参考名目GDP(比率)の都道府県別一覧

 成長率で見ると、2000年代中頃にプラス成長になり、2000年代後半にはマイナスになるという全県計と同様の傾向がうかがえる。寄与度を見ると、2000年代後半には移出入等や民間投資の落ち込みが、マイナス成長の要因となっていることが分かる。

静岡県の名目GDP増加率

静岡県の名目GDP増加率
参考名目GDP増加率寄与度の都道府県別一覧

静岡県の名目GDP増加率(寄与度)

静岡県の名目GDP増加率(寄与度)
 参考名目GDP増加率寄与度の都道府県別一覧


 産業別比率では、製造業の比率が最も大きく(31.9%)、次にサービス業(17.7%)、不動産業(12.7%)となっている。特化係数で見ると、製造業が圧倒的に特化していることが分かる。

静岡県の産業別GDP比率(平成21年度)

静岡県の産業別GDP比率
参考名目GDP(産業別比率)の都道府県別一覧

静岡県の産業別特化係数(平成21年度)

静岡県の産業別特化係数
 参考名目GDP(特化係数)の都道府県別一覧
 参考特化係数


1人当たり県民所得

 静岡県の1人当り県民所得は、全県計よりも一貫して高く、2009年度には293万円で全国5位である。
 増加率で見ると、2000年代中頃にはプラスになり、2000年代後半にはマイナスになるという全県計と同様の傾向が見られる。

静岡県の1人当たり所得

静岡県の1人当たり所得
参考1人当たり所得の都道府県別一覧

静岡県の1人当たり所得(増加率)

静岡県の1人当たり所得(増加率)
 参考1人当たり所得(増加率)の都道府県別一覧


所得乗数

 地域所得モデルを用いて乗数を計算すると、2009年度の静岡県の県民所得に対する乗数は1.81で、全国12位である。推移を見ると、移出入比率(移出÷移入)の低下もあり、おおよそ減少傾向を見せている。その結果、2000年代前半までは、全県計よりも乗数は大きかったが、2000年代後半には全県計並になっている。

参考地域所得モデル

参考所得乗数の都道府県別一覧

静岡県の所得乗数の推移

静岡県の所得乗数の推移


物価

 静岡市の消費者物価指数は、全国平均と同様に低下傾向にある。また、地域差指数で全国平均と比較すると、静岡市は全国平均よりも若干高かったが、(基準改訂もあり)平成22年には全国平均よりも下回っている。

静岡市の消費者物価指数(平成22年基準)

静岡市の消費者物価指数
 参考消費者物価指数の都道府県別一覧

静岡市と全国平均の比較(地域差指数)(※)

静岡市と全国平均の比較(地域差指数)
 参考地域差指数の都道府県別一覧

 (※)平成12年~平成16年は平成12年基準、平成17年~平成21年は平成17年基準、平成22年は平成22年基準


労働

失業率・有効求人倍率

 静岡県では、失業率は全国平均以下の3~4%で、有効求人倍率も全国平均と同様の動きだが全国平均上回っていたが、近年悪化しており、新規雇用に課題のある都道府県である。

静岡県の完全失業率

静岡県の完全失業率
参考完全失業率の都道府県別一覧

静岡県の有効求人倍率

静岡県の有効求人倍率
 参考有効求人倍率の都道府県別一覧


産業

農業

 静岡県の農業産出額は、平成23年には2,217億円で全国16位である。
 指数を見ると低下傾向が見られ、平成15年に比べ、全国は約10%の落ち込みだが、静岡県は約20%の落ち込みとなっており、その低下は大きい。

(注)2000年代以降、農業産出額は一般的に減少が続いているため、どれだけ減少したかを見るため、増加率ではなく、指数をとっている。
静岡県の農業産出額

静岡県の農業産出額
 参考農業産出額の都道府県別一覧

静岡県の農業産出額(指数)

静岡県の農業産出額(指数)
 参考農業産出額(指数)の都道府県別一覧

 農業産出額の比率については、野菜の比率が28.7%で最も高く、次に、花きやおなどが産出が大きいため、その他作物の23.0%となっている。
 特化係数で見ると、加工農産物の9.04が最も高く、次にその他作物の3.12、果物の1.56と続いている。

静岡県の農業産出額(比率)(平成23年)

静岡県の農業産出額(比率)(平成23年)
参考農業産出額(比率)の都道府県別一覧

静岡県の農業産出額(特化係数)

静岡県の農業産出額(特化係数)
参考農業産出額(特化係数)の都道府県別一覧
 参考特化係数


林業

 2011年の静岡県の林業産出額は、1,010千万円で全国11位である。2000年代初めに若干増加を見せたが、その後は現在に至るまで減少が続いている。これを2001年を100とした指数でみると、全国的に落ち込む中、2000年代初めを除けば、静岡県でも同様に減少を見せている。

(注)2000年代以降、林業産出額は一般的に減少が続いているため、どれだけ減少したかを見るため、増加率ではなく、指数をとっている。
静岡県の林業産出額

静岡県の林業産出額

参考林業産出額の都道府県別一覧

静岡県の林業産出額(指数)

静岡県の林業産出額(指数)

 参考林業産出額(指数)の都道府県別一覧

 静岡県の林業産出額の比率(平成23年)は、栽培きのこ類生産が最も高く60.5%、次に木材生産の39.3%となっている。特化係数で見ると、栽培きのこ類生産が1.23と若干特化している。

静岡県の林業産出額の比率(平成23年)

静岡県の林業産出額の比率(平成23年)

参考林業産出額(比率)の都道府県別一覧
参考林産物の種類

静岡県の林業産出額の特化係数

静岡県の林業産出額の特化係数

 参考林業産出額(特化係数)の都道府県別一覧
 参考特化係数


漁業

 2010年の静岡県の漁業生産額(海面)は約540億円で、39都道府県中3位である。2000年代には上昇を続け、2000年代中頃約650億円まで上昇したが、2009年・2010年に大きく落ち込み、現在に至っている。ただ、2003年を100とした指数でみると、全国と同様の動きをしているが、全国よりも高い水準を維持している。

(注)2000年代以降、漁業産出額は一般的に減少が続いており、どれだけ減少したかを見るため、増加率ではなく、指数をとっている。
静岡県の漁業生産額(海面漁業)

静岡県の漁業生産額(海面漁業)

参考漁業生産額の都道府県別一覧

静岡県の漁業生産額(海面漁業)(指数)

静岡県の漁業生産額(海面漁業)(指数)

 参考漁業生産額(指数)の都道府県別一覧

 また、2010年の静岡県の内訳を見ると、魚類が86.6%でトップで、2位はえび類の8.8%、3位は貝類の3.4%となっている。全国の比率と比較するため特化係数を見ると、えび類について大きく特化し、魚類も1.2と若干特化している。

静岡県の漁業生産額(海面漁業)の比率(2010年)

静岡県の漁業生産額(海面漁業)の比率(2010年)

参考漁業生産額(比率)の都道府県別一覧

静岡県の漁業生産額(海面漁業)の特化係数

静岡県の漁業生産額(海面漁業)の特化係数

 参考漁業生産額(特化係数)の都道府県別一覧
 参考特化係数


製造業

静岡県の製造業については、別途まとめています。

静岡県の製造業


商業

卸売業

 静岡県の卸売業の販売額は、2007年には約7.0兆円で、全国11位である。1990年代より一貫して減少しているが、2007年には若干回復している。
 1991年を100とした指数を見ると、1990年代中頃までは全国と同様に推移していたが、それ以後は大きく減少し、1991年に比べ、約60%の水準まで落ち込んでいる。

(注)1990年代以降、卸売業の販売額は一般的に減少が続いており、どれだけ減少したかを見るため、増加率ではなく、指数をとっている。
静岡県の卸売業の年間商品販売額

静岡県の卸売業の年間商品販売額

参考卸売業販売額の都道府県別一覧

静岡県の卸売業の年間商品販売額(指数)

静岡県の卸売業の年間商品販売額(指数)

 参考卸売業販売額(指数)の都道府県別一覧


小売業

 静岡県の小売業の販売額は、2007年には約4.1兆円で、全国10位である。1990年代中頃までは増加していたが、1990年代後半より減少し続け、2007年に若干回復している。
 1991年を100とした指数を見ると、全国と同様の動きを示しており、若干全国以上の水準で推移している。

(注)1990年代以降、小売業の販売額は一般的に減少が続いており、どれだけ減少したかを見るため、増加率ではなく、指数をとっている。
静岡県の小売業の年間商品販売額

静岡県の小売業の年間商品販売額

参考小売業販売額の都道府県別一覧

静岡県の小売業の年間商品販売額(指数)

静岡県の小売業の年間商品販売額(指数)

 参考小売業販売額(指数)の都道府県別一覧


W/R比率

 静岡県のW/R比率は、2007年には1.71で全国35位の低さとなっている。全国同様に低下傾向を示しているが、全国よりもW/R比率は小さく、その低下幅は大きい。
静岡県のW/R比率

静岡県のW/R比率

 参考W/R比率
 参考W/R比率の都道府県別一覧


地域金融

金融機関

地方銀行 静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行
第二地銀 静岡中央銀行
信用金庫 しずおか信用金庫、静清信用金庫、浜松信用金庫、沼津信用金庫、三島信用金庫、富士宮信用金庫、島田信用金庫、磐田信用金庫、焼津信用金庫、掛川信用金庫、富士信用金庫、遠州信用金庫
信用組合 静岡県医師信用組合
参考地域金融機関の都道府県別一覧    参考金融機関の種類


預貸率

 預金・貸出ともには増加傾向にある。預貸率は元来、全国平均よりも低かったが、貸出の増加で、近年は全国平均を上回っている。

静岡県の預金・貸出額

静岡県の預金・貸出額
参考預金・貸出の都道府県別一覧


民放メディア

テレビ局

 民放テレビ局は、日本テレビ系・TBS系・フジテレビ系・テレビ朝日系の4局となっている。

日本テレビ系 TBS系 フジテレビ系 テレビ朝日系 テレビ東京系 独立系
静岡第一テレビ(だいいちテレビ)(SDT)
静岡放送(SBS)
テレビ静岡(テレしず)(SUT)
静岡朝日テレビ(あさひテレビ)(SATV)
参考民放テレビ局:都道府県一覧


その他のメディア

 新聞については、静岡新聞が約5割の世帯普及率を誇っており、地方が高いシェアを有している。また、伊豆新聞などの地域新聞も発行されている。
 民放のラジオ局・FM局については、他の多くの都道府県と同様にそれぞれ1局ずつとなっている。
静岡県の新聞シェア

静岡県の新聞シェア
(朝刊、世帯普及率、2012年7月~12月平均)


地方 静岡新聞、中日新聞(ブロック)、東京新聞(ブロック紙)、伊豆新聞、熱海新聞(伊豆新聞系)、伊豆日日新聞(伊豆新聞系)、沼津朝日新聞、沼津新聞、富士ニュース、岳陽新聞、郷土新聞(掛川市・菊川市・御前崎市)
ラジオ局 静岡放送(SBS)
FM局 静岡エフエム放送(K・MIX)
参考地方紙の都道府県別一覧    参考ラジオ局・FM局の都道府県別一覧


文化・教育機関

美術館

国立美術館
公立美術館 静岡県立美術館、静岡市美術館
私立美術館 伊豆の長八美術館、池田20世紀美術館、MOA美術館、富士美術館
参考美術館の都道府県別一覧


大学

 静岡県には、国立大学が3校、公立大学が3校、私立大学が11校、短期大学が5校、計22校の大学がある。なお特殊なものとして、船員を育成するための(独)海技教育機構が運営する国立清水海上技術短期大学校がある。

国立大学
(3)
静岡大学、浜松医科大学、国立清水海上技術短期大学校
公立大学
(3)
静岡県立大学、静岡県立大学短期大学部、静岡文化芸術大学
私立大学
(11)
光産業創成大学院大学、静岡英和学院大学、静岡産業大学、静岡福祉大学、静岡理工科大学、聖隷クリストファー大学、常葉大学、浜松学院大学、東海大学(清水)、日本大学(国際関係学部)、順天堂大学(三島)
短期大学
(5)
静岡英和学院大学短期大学部、東海大学短期大学部、常葉学園短期大学、日本大学短期大学部(三島)、浜松学院大学短期大学部
(※)国立大学には文部科学省以外の省庁所管の学校や大学院大学を、公立大学には公立短期大学を含めており、短期大学は短期大学部も1校としている。
(※)大学名の後の()内は、キャンパス・サテライトなど
参考大学の都道府県別一覧


スポーツ施設

公営競技場

静岡県には、競輪場が2つ、競艇場が1つ、オートレース場が1つある。

競馬場
競輪場 伊東温泉競輪場、静岡競輪場
競艇場 浜名湖競艇場
オートレース場 浜松オートレース場
(*)は中央競馬場
参考公営競技場の都道府県別一覧









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